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上空からの視点

このブログを読みに来てくださって、今日もありがとうございます。

雛人形を出す季節となりました。今週中が目標です!

 

さて。。。

生きていると心配なことばかりと言っても過言ではありませんね。

危険がいっぱいだったり、先行きの不安に事欠きませんね。

心配や不安からなるべく離れて過ごすように心がけています。

心がけて、というよりも「決意している」と言ったほうが正確です😊

 

音楽には悲しみを歌った曲がたくさんあります。

そして、音楽に表されている悲しみは「美しい」。

人生における悲しい気持ちや辛い気持ちは、出来ることなら味わいたくない、思い出したくない気持ちですが、音楽でなら味わっても大丈夫です。

不思議だと思いました。

失恋の歌とか、死別の歌とか。みんな美しいですね。

悲しみの彼方には愛があって、愛がジワジワと染み出してくるみたいです。

実は、逆も言えるのかも。

「幸せ」の裏側にはたくさんの「悲しみ」が存在していて、両者は混じり合っているのかもしれませんね。

 

シューベルトの言葉を今思い出しました。

正確には覚えていないのですが、

「明るい気持ちの音楽を作っていると悲しい気持ちになり、悲しい気持ちの曲を作っていると癒やされて気持ちが明るくなってくる」

というような意味でした。

 

数日前からこのことを考えていたので、次のブログに書こうと思っていました。

 

地球上の現実では人々は、喜びと悲しみに右往左往したり、その時々の出来事に翻弄されたりして、生き抜くために一生懸命になってがんばっています。

でも音楽というものは別の視点を持っていると思います。

それは、人間に起こっている諸々の出来事を、遙か上空から見ている。

それは、良いとされる出来事も、悪いとされる出来事も、分け隔て無く一貫して、「愛である」いう解釈になっているのではないかと思うのです。

 

悪役の悪巧みを表現した音楽。これも美しく表現されている。

戦争を表現した音楽。かっこいいかも。

孤独を悲しむ歌。これも美しい。

死別の悲しみの歌。最高に美しい気がする。

闘いの末に手に入れた勝利の歌。これもまた美しい。

恋愛の歌。もちろん美しい。

どれもこれも、音楽に変えられると結局は美しい「愛」になってしまうのです。

 

この「視点」は、ぜひ忘れたくない視点だと思いました。

私たちが辛くて情けないとき、泣いているときがあったとしても、それを遙か上空から「愛」という「目」が、私たちを見ているかもしれないのです。

何も無駄はないし、絶望も、失望もする必要がない、大丈夫だよ、と。

 

視点を遠くに持つことはとても大切だと思っています。

 

まあ、毎日、右往左往してしまいますけどね(笑)

 

遙か上空から来たメッセージである音楽。

だから、ピアノを演奏する音は遠くに遠くに響いてゆくはずです。

この部屋だけでなく、ホールの中だけでなく、日本中、世界中に。さらには大気圏全体に、地球の果てまで。

音ではなく、波動となって広がってゆくのだと思っています。

 

我が家は季節柄、家族揃って体調不良など起こしていましたが、復活してきました。

ようやくブログを書けてよかったです!

 

また読みに来てくださいね!

 

立川市 ピアノ教室ソラージュ