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生徒さんの将来像をイメージしたい

こんにちは。今日もこのブログを読みにきてくださってありがとうございます。あふれるほど多くの情報の中で、ごくごく一部の情報とだけ出会っていると思います。このブログとあなた。深いご縁に感謝します。

 

先日、私と同世代の親戚の女性との会話の中で、彼女の友人たちが余暇にピアノを弾いているという話を聞きました。

そのことで私は一種の衝撃を受けました。なぜなら、世の女性たちはみな家事に仕事に育児にと忙しくて、昔に習ったピアノを余暇に楽しむ暇なんて、ほぼほぼ無いのだろうとイメージしていたからです。私自身がついこの前までそうだったからかもしれません。

驚愕の勢いで早速、その「余暇にピアノを楽しんでいるという女性たち」に、簡単なアンケートにお答えいただきました。

内容は、

①ピアノを弾いている時間帯は?(夕方?夜?休日?昼間?など)

②弾いている時間の長さは?(15分?30分?など)

③楽譜を読めますか?

④新しい曲を譜読みして弾いていますか?過去に弾いて知っている曲を弾く?耳コピで弾く?

⑤どんなジャンルの曲?(クラシック?J-POP?映画音楽とか?)

⑥ご自宅にお持ちの楽器はどんな?(電子ピアノ?アップライト?キーボード?)

⑦何歳ごろまでピアノを習っていましたか?

⑧ピアノを弾きたい理由はどんな?ピアノを弾いたときの効果など。

こんな感じでした。

回答していただいた方のほとんどのケースで、受験勉強がネックになり、ピアノレッスンを休止したり、終了されたりしていました。

が、その後、ピアノの楽しさが蘇り、機会を捉えてレッスンを再開した方もいれば、子供の幼稚園のママコーラスの伴奏をしたり、弾きたい曲の楽譜を入手して読譜をしているなど、たくましくピアノを楽しんでいらっしゃるようでした。

おそらく高校生くらいまでの間に、譜読みを始めとする基礎訓練ができていたからこそ、その後に繋がったのではないかと思いました。

好んで弾かれる曲は、日常生活で耳にする曲で気に入ったものをピアノで弾いてみたくなる感じでした。

その他、昔に弾いたクラシックで、相性のよかった曲は後々にも弾いてみたくなることがあるようでした。

心から、こういう風にピアノが続けられるっていいなぁと思いました。

これこそ、ピアノを習ってきた成果だなぁと感じました。

そういえばコロナ事変による自宅待機が課せられ、電子ピアノの売れ行きがすさまじかったと聞きます。

このGWもピアノは方々の家庭内で活躍するのかもしれません。

 

大人になったときにこそ、ピアノとほどよく仲良くつきあい、心の楽しみや癒やしとして欲しい。

これが私が今教えている生徒さんたちの将来に望んでいる姿です。

大人になればなるほど、社会に対する幻滅や不安が多くなるかもしれません。

そんなとき・・・・

心に潤いが足りなくなったらピアノ弾いて補充しましょう。

重々しさで心が潰れてしまう前に、ピアノ弾いて気分を変えましょう。

私は人生はゲームみたいなものだと思っています。

ゲームにはピンチが付きものなんだから、深刻にならないで過ごしましょう。

ピンチをチャンスに転換するための潤滑油として、ピアノが役に立てばいいなと思っています。

 

ピアノを楽しむために必要なスキルはシンプルです。

指が動くこと、リズムに乗って弾くこと、楽譜を読めることの三つがまずは大事です。

上達の速度はそれぞれなので、人のことは気にしないで、休まず焦らずコツコツと、明るく進めましょう!

 

今日は珍しく100%ピアノの話題になりました。

 

懲りずにまた、このブログへぜひ遊びにいらしてくださいね。

立川市 ピアノ教室ソラージュ