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英知の話

すごいタイトルになってしまった気がします。

英知って何?辞書の名前じゃない??って感じでしょうか。

ともあれ、

今日もここへ来てくださりありがとうございます!!

 

ブログは、間隔を空ければ空けるほど書けなくなるので、サクサクと短いブログを頻繁に書くことが肝要!

と友人に注意されました。

その通りだと思います。

今後は内容について、もっと軽く考えて、なるべくこまめに更新するのを目標にしました。

 

さて、「英知」と書いたのは、外部から来る情報を採用したのではなく、

自分の心の奥から聞こえてきた「冴えたアイディア」というような意味で書きました。

「英知」を大切にしなくてはならないなぁと、つくづく思います。

過去を振り返ると、もったいないことをしたなぁと思うことがたくさんありまして、

それらの出来事をよく考えてみると、自分の「英知」を信頼しない時に判断ミスをしているのだと気がつきました。

自分の内部の声を聴こうとする闘いを放棄したときは、遠回りの道を選んでしまうように思います。

 

自分で自分の声を聴くのは孤独な闘いです。でも、これしか方法がなく、外部の情報を取り込んだ後、内部の英知の

声を聴かなければ無駄なことをしてしまうのだ、今は気付いています。

 

誰の中にも英知があり、その人にしかわからない、その人にも説明のつかないような判断が起こることがあります。

そういうことが私にもあったので、他人にもきっとある。

奇想天外なやり方であったとしても、ちょっと理解に苦しむような内容であったとしても、真剣に進もうとする人

に対しては、信頼して見守る気持ちでいたいと思います。

 

ピアノを教えるときも、同じです。

先生を信頼しすぎて(?)先生の言うことは全部正しい!と感じさせてはならないと思います。

「あなたはどう思う?」

「あなたの中の声は、どう言っている?」

この呼びかけを続けたいと思います。

 

先生でもなく、自分の浅知恵でもなく、どこかの本の情報とかでもなく、

私の中にある「英知」に聴くという姿勢が大事です。

 

私と生徒は同じ作品に接していて、同じ源からダイレクトに感動が伝わってきます。

生徒は先生というフィルターを通してではなく、作品とダイレクトに向き合っているのです。

 

生徒の内部に、その作品と生徒を結ぶ灯火(ともしび)があります。

音楽的感覚が敏感に発動している生徒は、先生からの刺激しなくても、作品に出会っただけですぐに火が付きます。

まだ感受性がぼんやりしている場合は、火種(ひだね)が休んでいるので、その火種に着火するのが先生の役割です。

火が燃え始めると、その火が「英知」なのです。

英知が、どう演奏したらよいのかを教えてくれるはずです。

 

私は全力を挙げて、上手なチャッカマンになりたいです。

 

先生は、はっきりいってお手本演奏は下手くそです。

だってそうでしょう。生徒さんのやっている曲を常に本気で練習しているわけではないのですから。

作品の値打ちの10分の1くらいを音にできるかどうか、ってところです。

 

 

私は生徒の前でお手本演奏(?)をする時によく言っています。

「先生は下手だからね。もっとホントは良い曲なんだけどね。でも、下手なの聴くのも参考になるんだよ。

ちょっと聴いてね!」

こんな風に言います。生徒さんよりずっとうまく弾けることが多いですが、それでも、まだまだ下手です。

運が良ければ、私の拙い演奏でも生徒さんの火種は着火するのです。

なんとなく、見えてくるのです。音の奥に広がる美の世界を垣間見るのです。

 

実に、音楽は天からのギフトです。

 

 

 

またこのブログへ遊びにきてくださいね。

 

立川市 ピアノ教室ソラージュ