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バッハ 無伴奏チェロ組曲

今日もここへお越しくださり、ありがとうございます。

 

トップページに少し触れた内容ですが、夏休み後の取り組みは、宿題の課題をより細かく指定することです。

「この曲が宿題ね。」では、漠然としていて、わかりにくい可能性がありますね。

この曲を家で弾くときに、何に気をつけて何を目指して弾けばよいのか、実のところわかっていないのではないか、と考えました。

 

私自身、少女の頃、ピアノ練習で困ったことと言えば、「何を目指して練習していいのかわからない」ということでした。

 

同じことをうちの娘が言いました。

時間がたっぷりあるはずの夏休みなのに、あまりにも短時間で練習を終えてくる娘に「もう終わり?」と聞いたところ、

「え、駄目なの?何練習したらいいのかわかんないもん」という返答でした。

 

「あら、わかんないの。伝えてあるつもりなのに・・・・」と内心思う私です。

 

これは伝え方が足りないな。

レッスン内でもっとクドクド具体的に伝えなくては、書かなくては、付箋を貼らなくては、、、と反省。

 

というわけで、今の取り組みは、もっと具体化!!!!です。

 

話は飛んで、タイトルの「バッハ 無伴奏チェロ組曲」のことです。

チェロ単体で演奏する曲は珍しい形態です。

チェロという楽器が主役の楽器であると認識されるようになって、まだ100年くらいだそうです。

バッハの無伴奏チェロ組曲はチェリストにとっての旧約聖書と位置づけられるような大切な課題であり、

演奏するにも難易度が高く、生涯をかけて弾き続ける名曲と言われています。

 

 

つい最近、無伴奏チェロ組曲はピアノの練習のヒントになるということに気付きました。

どんな点でヒントになるかというと、ピアノのメロディを弾くとき、チェロのような豊かな表現を見習って弾くのです。

私がピアノで弾いているこのメロディには心がこもっているのか?

右手のメロディはどうか。

左手のメロディはどうか。

音の高低によって生じる気持ちの高揚や緊張感は音に現れているだろうか?

リズムをわかりやすく弾けているだろうか?

 

弦楽器一本の表現ですと、ピアニストが指10本でたくさんの音を弾くよりも、1つの音にかけるエネルギーが大きく

なると思います。チェリストが渾身の想いで一つのメロディに挑んでいるのが、バッハの無伴奏チェロ組曲です。

「メロディにもっと命を吹き込むんだよ。音は生きているんだよ。」

なぁんて言われても「はぁ?」と思ってしまうかもしれない生徒さんに、より具体的な説明として

無伴奏チェロ組曲を聴いてもらう。

「ほらね、こういう風に、メロディを命がけで弾くんだよ」と。

 

無伴奏曲は少々マニアックなので、いきなり聴かされた生徒さんは最初は戸惑うのかもしれません。

ですが、めげずに3分くらいずつ、聴いてもらうことから始めたいと思います。

少しずつ始めています。。。

 

娘が言うには、「お母さんはちょっと変わっている」とのこと。

生徒さんたちも、そう思っているのかもしれませんね。

 

ちょっと変人くらいでないと、音楽の深い喜びを伝えることなんて出来ないと思っています。

これからも変人のまま、邁進する所存です。

 

またこのブログへぜひ遊びにいらしてくださいませ。

 

立川市 ピアノ教室ソラージュ