こんにちは。春ですね。
様々な感じ方や考え方をする人が織りなす社会であり、価値観が合わないと諍いを起こしてしまう。
今も昔も領土の取り合いは同じことなのだなと思います。
来月のピアノパーティーで私も演奏しようと思い立ったのが、ショパン「幻想即興曲」です。
この曲は私が小学二年生くらいの時に初めて感動したクラシックピアノ曲でした。
母に連れていかれたコンサートでこの曲を演奏していたのは小6の可愛らしいお姉さんでした。
日頃のピアノ教室発表会で聴く演奏よりも、曲も演奏も圧倒的にインパクトがあったのでしょう。
かなり衝撃を受けました。興奮冷めやらず、家に戻ってもこの曲のレコードを聴きまくりました。
そんな思い出の曲なので、ソラージュの生徒さんの、若い純粋な感受性に響くような演奏をしたいと
思って練習しています。
ショパンの時代も領土や国や民族の問題がありました。
祖国ポーランドがロシアに攻められるニュースをパリで知ることになり、激しい慟哭の中で出来たのが、
「革命」というエチュードであると言われています。
一方「幻想即興曲」は彼の生前には公表されず、死後に友人の手により出版されることになりました。
どのような経緯でショパンがこの曲を出版しなかったのか。今となっては知るすべもありません。
このくらいのダイナミクスのある曲を、狭い室内で演奏し、動画に収めるのは無理がありますが、
音が割れないようにピアノの蓋を閉めて、音量の差を控えめにしました。
素敵な曲であることが伝わりますように。。
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立川市 ピアノ教室ソラージュ