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バッハ インベンション第13番


3月22日のチュ-リップ    

3月30日のチューリップ    


こんにちは。今日もここへ来て下さってありがとうございます!

チューリップが「桜に負けないぞ」とムクムク、グングンと成長しています。

葉っぱの一部が花のような形に変わってきました。もうすぐ咲きそうです。


年度末は毎年のことながら胸が苦しい季節です。

「今日でおしまい」

「最後だね」

「お別れだね」

・・・という場面が多いから。

そんな中で桜の花が咲き乱れて、ビオラが元気いっぱいに顔を上げてお日さまを見ています。

そうだ、桜の花も一週間もするとヒラヒラと舞って落ちていくのでしたね。

 

これはあくまでも私の個性なのですが、

終わりとか、

過去とか、

移りゆくものとか、

そういうことに物悲しさを感じるのが苦手で、「別れ」から目を背けている気がします。

 

終わりのあることや、過去のことよりはスルーして、

今この瞬間のことだけを感じていたいのです。

積極的に探しているのは、

始まりも終わりもない「永遠」のもの。

生まれて死んでいく限りある「命」の儚い美しさよりも、

始まることもなく終わることもない永遠の「命」が存在しているはずだという確信に、

心をときめかせていたいのです。

 

そうでした、友人に言われたのです。ブログにはあまり深刻な話題は似合わないよ、と。

本当にその通りだと思います!

 

気分を変えて、動画を載せたいと思います。

 

西洋のクラシック音楽は優れた美意識と構築性を結集させた人類の宝だと思っています。

ピアノの発祥はここにあるので、私にとっては故郷みたいなものです。

 

西洋音楽の領域においては  J・S・バッハは音楽の父と呼ばれるポジションにあります。

私はこの2,3年ほど特に好んでバッハを弾くようになってきたのですが、 子供の頃は

ほとんど興味のない作曲家でした。やらなくちゃいけない教材だし、お薬とか、お勉強

だと思ってやっていました。そんな経緯があるので、今度自分が教える立場になって

子供たちにバッハのことを紹介するには、真横で生音でジャンジャン楽しそうに弾くのが

一番いいのではないか?と思っています。

そんな目的を持ちながらインベンション(バッハが子供への教材として作曲した曲集)を練習しています。

そのインベンション第13番 イ短調をご紹介します。素敵な曲だと思っています。素敵に

弾けているかどうかは別として・・・。

 

今日もこのブログを読んでくださってありがとうございました。

立川市ピアノ教室ソラージュ